フリーランスになっておもうこと。
どうも、Shin-Designの高橋史帆です。
会社員として10年、フリーランスとしては3年目の野良デザイナーです。
フリーランスなんてできるわけがない。
そう思っていた自分が今日も生きていられている。
端的にいうと、屋根のある家に住めて、
好き勝手にご飯が食べられて、推し活ができる。しかも、自分の好きな生活スタイルで。
あまりにも足元を見ているので見落としがちですが、フリーランスというものは稼ぎがなければただの無職。
もちろん稼ぎがなければ推し活費用どころか、来月から屋根無しになるかも。
極端な話かもしれないけれど、その分岐点がいつもお隣さんにいる気分です。
そして、フリーランスには「信用」がないよなぁ、と常々感じていたり。
カードの契約だって会社員時代のものをこっそり使ってたり(まずかったら誰か教えてください)、ローン系もあんまり望んで組みたくはない。
それもこれも、やっぱり自営業って無職と変わらないんだなぁと感じてしまうからなんです。
そこに違いがあるのは、収入の有無。
どれだけ稼いだか、そして稼げたか?が、対外的にも評価される大きい一つの軸になる。
序盤から夢のないことしか書いていないけれど、フリーランスになって考えるのはそんなことばかり…
などと思えるくらいには、フリーランスという生活スタイルが身についてきました。
なんだろうな。正直なところ、
1年目2年目ってやっぱりどこでも一緒で。
今だから言えるけれど、
「きたい と ふあん でいっぱいです(小学一年生)」だったんです。
フリーランスってしのこにとっては夢があったんですよね、やっぱり。
次はどんな自分になれるんだろう?
結局自分は、またどんな結果を残せるんだろうか?
一つの区切りとなる30歳になっても、やはり新しい環境に自ら変えることで、自分の変化に対する期待をしていたんですね。
これからどんな日々が自分を取り巻くのだろう…みたいな。
今言えること。
それはとりあえず、その
「わたし(だけで)はめちゃくちゃ変わる!」
マインドは間違えていたってこと。
独立することで、関わる人々や仕事、生活の全て、考え方、モノの見え方がどんどん変わってゆきました。
もちろん、3年前と今では違うのでしょう。
ただ、それは自身の成果ではない。
わたしが100動いたから、全てが100変わった、なんてことはありえない。
わたしを見つけ信じてくれ、案件を託してくださったクライアント。
親身に話を聞いてくれた先輩方。
そしていつも支えてくれるパートナーや友人がいてこそ、今の生活は成り立っている。
少なくとも、そんな人々との繋がりの中でしか、自分の成長を実感することはできないんだなと最近感じました。
もちろん、行動量やがんばりは大切です。
何よりの結果に直結する要素の一つでもあります。
ただ、それを支えてくれているのは誰?なに?忘れていないかな?という話。
すくなくとも、
ひとりでフリーにはなれなかったよ、
わたしは。